高齢者における音楽療法は、高齢者の心理を知ることからはじめよう

こんにちは。くるくる天然パーマの海月ひなたです。

このサイトでは、高齢の方の音楽活用法について書くことが多いですが、その際にもっとも気をつけなければならないことがあります。

それは高齢者の心理を知ることです。

今回は音楽療法士向け、高齢者ケアの原則をご紹介します。もちろんこれは、音楽療法士以外の方にも活用できるものだと思います。

 

高齢者ケアの原則とは?

高齢者ケアの原則

 

これを知って欲しいのは、何も音楽療法士だけではありません。高齢の方と一緒に住んでいる方や、介護している方にも役立つ内容だと思います。ぜひ参考にしてみてください。

 

1)馴染みの年限関係(仲間)を作ること
2)高齢者の助言を受容し、理解すること。
3)高齢者のペースやレベルに合わせること。
4)説得よりも納得をはかること。
5)良い刺激を少しづつでも絶えず与えること。
6)孤独に放置しないこと、寝込ませないこと。
7)重要なことを簡単にパターン化して、目の前にしながら繰り返し教えること。
8)高齢者の良い点を認めて、良い付き合いをすること。
9)高齢者の今を大切にすること。
「出展:音楽療法の基礎:村井靖児  2018年4月15日現在」

 

どうすることが本人にとって1番よいことなのか?それは非常に難しい問いだと思います。しかし、まずは何を高齢の方が何を感じて何を考えているのか?そして寄り添うことが大切なのではないかと考えています。

高齢の方が病気の場合には、その病気について理解を深めることも重要です。

老いはくるもの、と分かっていても、実際に自分がその立場になった時に、自分でも想像がつかないくらい深刻に悩んでしまう場合もあります。

そんな時に、周りにいる人が、高齢者ケアの原則を知っているか知らないかでは、対処の仕方が異なってくるでしょう。

まずは寄り添ってあげること。高齢者ケアの原則が全てではありません。

対象となる人とコミュニケーションをとること、またコミュニケーションが難しいようであれば、高齢者の心理への理解を深めること。

とにかく、相手を知ろうという気持ちが大切だと感じています。

 

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この記事を書いた人:海月ひなた

ミヅキヒナタと読む。ひよっこ音楽療法ライター。ひよっこなので、実績はまだ何もない。実はこのサイトを作成している人でもある。好きな食べ物は苺大福と納豆。小学校の時の得意教科は音楽ということで、今後に期待。

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