認知症でよくみられる行動「徘徊」について言葉の見直しが行われているらしい。

認知症でよくみられる行動「徘徊」について言葉の見直しが行われているらしい。

認知症になるとよくみられる行動の1つとして挙げられる行動「徘徊」。この言葉について見直しがなされているというニュースが朝日新聞で記事になっていました。

 

あまり意識はしていませんでしたが、徘徊という言葉にはどうしてもマイナスなイメージがあります。中高生が深夜徘徊していたら、補導対象です。あまり良い意味では使われていない2文字という「印象」があります。そう、あくまで印象です。

 

しかし、「夜の巷を徘徊する」というテレビ番組名にもなっているように、一概にマイナスの意味で使われる訳ではありません。

 

今回の記事に関しては、徘徊の意味はもちろんですが「言葉が持つイメージ」がポジティブではないことが、大きいのかなと感じています。

 

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音楽療法士の佐藤由美子さんの講演会へ行ってきました。

音楽療法士の佐藤由美子さんの講演会へ行ってきました。

音楽療法士の佐藤由美子さんをご存知でしょうか?音楽療法を調べていると、必ず見かける名前です。現在、音楽療法の分野において、1番有名な方と言っても過言ではないでしょう。

これから音楽療法を目指す方、音楽療法に興味のある方は、佐藤さんの名前を覚えておいて損はないはずです。今回は、宮地楽器小金井ショールームで行なわれた、佐藤さんの講演会「音楽が記憶をつなぐ」についてレポートします。

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認知症を治す薬はできるのか?音楽や音楽療法、生活習慣病との関係

認知症を治す薬はできるのか?音楽や音楽療法、生活習慣病との関係

2017年6月2日に練馬ホールで行われた第146回老年学・老年医学公開講座へ行ってきました。

会場には多くの高齢の方が足を運んでおり、練馬ホールという大きな会場にも関わらず、1階席はほぼ満席状態となりました。今回は「認知症、でも大丈夫」という大きなテーマの中に、下記の3つ題材が組み込まれていました。

1)脳卒中の予防で認知症も予防
2)認知症を治す薬はできるのか?
3)認知症になっても幸せに暮らす

どの講座も認知症についてかなり深い内容まで掘り下げた講義となりました。全てについて書くと長くなってしまいますので、私なりに気になったお話をピックアップしてまとめます。

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【小休止】音楽療法学会の記事のコトと認知症のセミナーへ行きました。

認知症の公開講座へ行ってきました

こんにちは。海月ひなたです。

最近は音楽療法学会の記事をアップしていますが、みなさまついて来れていますでしょうか?(笑)

昨日は、「第146回 老年学・老年医学公開講座 〜認知症、でも大丈夫〜」へ行き、いまたつと今後についてミーティングしてきました。

今回はちょっと小休止(海月、学会記事ちょっと疲れました(笑))。記事を書く裏側や、昨日の公開講座の小話をしようと思います。

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認知症かな?と不安に思ったら…診察はBPSD(心理症状)が出る前に!

認知症かな?と不安に思ったら…診察はBPSD(心理症状)が出る前に!

認知症と診断されるのは、誰でも抵抗があることですよね。しかし、記憶障害であるBPSDの症状が出るまでに受診することによって、より適切な認知症の治療を受けることができるのです。

今回も第15回日本音楽療法学会関東支部大会の続き記事です。そこで行われたシンポジウムの内容を前回に引き続き掘り下げて記事にしちゃいます!

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