認知症を治す薬はできるのか?音楽や音楽療法、生活習慣病との関係

認知症を治す薬はできるのか?音楽や音楽療法、生活習慣病との関係

2017年6月2日に練馬ホールで行われた第146回老年学・老年医学公開講座へ行ってきました。

会場には多くの高齢の方が足を運んでおり、練馬ホールという大きな会場にも関わらず、1階席はほぼ満席状態となりました。今回は「認知症、でも大丈夫」という大きなテーマの中に、下記の3つ題材が組み込まれていました。

1)脳卒中の予防で認知症も予防
2)認知症を治す薬はできるのか?
3)認知症になっても幸せに暮らす

どの講座も認知症についてかなり深い内容まで掘り下げた講義となりました。全てについて書くと長くなってしまいますので、私なりに気になったお話をピックアップしてまとめます。

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認知行動療法ACTで悩みや苦しみを軽減。新しい方法で自分の心と向き合う。

認知行動療法ACTで悩みや苦しみを軽減。新しい方法で自分の心と向き合う。

みなさんはどのように悩みや苦しみを解決していますか?また、みなさんにとって生活の中で大切にしていることはなんですか?

今回は、患者さんはもちろん、ケアする方にも、介護や福祉の現場と関係ない一般の方たちにも役に立つお話です。

行動療法の視点から「こころの声の特性に沿った耳の傾け方(ACTからの提案)」について、日本認知、行動療法学会編集委員会、ACT Japanの理事長を勤められていらっしゃいます高橋稔先生のお話をまとめてみました。

今回も、第15回日本音楽療法学会関東支部地方大会シンポジウムの続き記事となります。

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自閉症スペクトラムの児童の個性を活かした音楽療法とは?

自閉症スペクトラムの児童の個性を活かした音楽療法とは?

音楽教育に音楽療法の手法を取り入れている山本久美子先生。「生きづらさを抱える児童と音楽を通したやり取りから見えたこと」を発表されていました。

障害に応じて特別な指導が必要である児童に、個別指導、小集団指導を通じて見えてきた音楽療法の可能性についてお話されていました。

今回も、第15回日本音楽療法学会関東支部地方大会の続き記事となります。

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【小休止】音楽療法学会の記事のコトと認知症のセミナーへ行きました。

認知症の公開講座へ行ってきました

こんにちは。海月ひなたです。

最近は音楽療法学会の記事をアップしていますが、みなさまついて来れていますでしょうか?(笑)

昨日は、「第146回 老年学・老年医学公開講座 〜認知症、でも大丈夫〜」へ行き、いまたつと今後についてミーティングしてきました。

今回はちょっと小休止(海月、学会記事ちょっと疲れました(笑))。記事を書く裏側や、昨日の公開講座の小話をしようと思います。

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自閉症の少年が出会った音楽は充実した人生を導いてくれた

自閉症の少年が出会った音楽は充実した人生を導いてくれた

自閉症の人が、普通にピアノを演奏し、イタリア語で歌う。

そんな光景を想像することは出来ますか?彼は言いました。

「綺麗な歌詞やメロディーは自分の意思を乗せやすい。」
「学生時代や就職も音楽があったから充実した人生を送ってきた。」

自閉性障害の少年が2歳の時に出会った音楽は、自分を表現する手段となったとなりました。さらに、ハンデを乗り越えるパワーを授け、豊かな人生を導いてくれる大切なパートナーとなったのです。

今回も第15回音楽療法学会関東支部大会のシンポジウムの続き記事です。

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