みなさん、こんにちは!
ソニフル代表のいまたつです。
2022年11月30日に発表された、素晴らしい音楽活動を表彰する「音健アワード2022」にて、音楽レクリエーション講師の横井理砂先生が製作され、ソニフルの良くなる子が使用されている『みんなの江州音頭体操 ~近江めぐり~』が、なんと入賞を受賞されましたッ!
おめでとうございますッ!!
今回のブログではこちらの作品と横井先生のご紹介、そしていまたつも同伴者として授賞式に同行させて頂きましたので、ちょこっとだけ現場の様子をレポートしていきたいと思います。
受賞作品『みんなの江州音頭体操 ~近江めぐり~』
なにはともあれ、まずは受賞した作品を御覧くださいッ!!
あれ、サムネに見たことのある人物…?!
そうなんです、実はいまたつも今回の動画に出演させていただきました。
出番は少なめなのに、なぜかサムネに登場です(笑)
どこで出てくるかは、ぜひご覧になってお確かめください。
そして、良くなる子も大活躍ッ!
生みの親として、沢山の方に愛されて楽しんでいただけることは、何よりの喜びです。
横井先生、本当にありがとうございます。
江州音頭とは
さて、今回の作品のテーマとなった「江州音頭」は、滋賀県を中心に盆踊りなどで用いられている楽曲です。
元々は仏教の声明(しょうみょう)が起源で、山伏さんたちが仏の教えを説いた祭文(さいもん)が始まりだそうです。
ちょっと何言ってるかわからない状態になったかもしれませんが、これと同じ様に、難しい仏の教えをメロディやリズムに合わせることで、人々が楽しみながら理解していくことを目指して、発展してきた文化ということです。
また聖徳太子由来の土地というだけあり、古くから文化が発達し、そこに生きる皆さんの心に深く刻まれている音楽に、間違いありません。
三代目・真鍮家文好師匠について
今回は横井先生と一緒に、今回の作品で実際に江州音頭を歌われた三代目真鍮家文好師匠も、一緒の受賞となりました。
文好師匠は、東近江江州音頭普及愛好会の会長を務められている、とてもスゴイ方ッ!
2020年には、立派な「江州音頭会館」も開館していますので、いまたつのポンコツ解説じゃわからないという方は、ぜひお立ち寄りされてはいかがでしょうか?
僕も近いうちに伺ってシッカリ勉強して、また報告したいと思いますッ!
撮影協力・デイサービス・アンサンブルさん
また、動画の中では、実際に施設内でレクを楽しまれている様子も映されています。これは今回、私と同じく同行された、岡田京子代表取締役が運営されている、デイサービス・アンサンブルさんで撮影されたものです。
そして岡田さんは、介護施設の経営者という肩書に加え、なんと箏・三絃の教授で、尺八・都山流の師範でもあり、こちらもスゴイ方ッ!
実は、動画冒頭で文好師匠と共演されている写真も映っていますので、探してみてくださいね。
音楽のチカラで受賞
さて、今回の作品を改めて眺めてみると、文好師匠が歌う滋賀の皆さんに馴染み深い江州音頭、音楽と介護のプロが作る楽しい音であふれる岡田さんのデイサービス、そして、横井先生による「「運動」と「演奏」を一緒に行う事が出来、楽しみながら身体機能の維持向上や達成感を得ていただく」という明確な目的を目指した体操が組み合わさる事で、自然と身体を動かしてしまう、動かしたくなってしまう、そんな音楽のチカラを120%まで引き出している作品なのだと感じました。
そして、並み居るライバル達を押さえての入賞は、横井先生の技術やノウハウに加えて、この作品に込められた熱い想いが伝わったからに他なりません。
さらに映像では、横井先生のご趣味でもある、滋賀の名所の写真がふんだんに使われており、昭和の江州音頭の様子が伺える写真も交え、「楽しい」気持ちが自然と伝わってくる仕上がりとなっています。
『近江めぐり』という楽曲は、琵琶湖周辺にある滋賀の名所を歌った楽曲で、オリジナルは13分もあるそうです。
現在、この歌詞に合わせて映像も楽しめるロングバージョンの製作も進められているそうで、公開が楽しみですッ!
音健アワードとは
つぎに、音健アワードについてご紹介しておきましょう。
音健アワードとは、
うたと音楽のチカラで、社会課題の解決と豊かな未来の想像を目指します!
日本音楽健康協会は、これからの未来のために「うたと音楽」を用いる活動を応援しています。
全国の様々なシーンでは素晴らしい音楽活動が行われております。当協会は、これらの活動に光を当て、秀逸な作品を表彰することで、この素晴らしい音楽活動を広く発信していきます。
今年で5回目の開催、応募総数はなんと171件もあり、その中から上位11作品が受賞となりました。
応募数は年々増えており、今年の入賞確率はなんと6.7%ッ!
もちろん横井先生の作品が素晴らしいのですが、そこに良くなる子が少しでも力添えできたなら、光栄な限りです。
受賞の様子、そしてクラウン株式会社 外村孝雄様による講評は、こちらの動画から御覧ください。
音健アワード2022 授賞式 ~音楽レクリエーションしよう♪~
これだけの関門を乗り越えた他の受賞作品も、素晴らしい作品ばかりですッ!
コチラのリンクからすべての受賞作品をチェックできるので、ぜひご覧ください。
横井先生について
続いて、改めて横井先生についてもご紹介させてください。
いまたつのTwitterやVoicyをチェックされている方ならすでにご存知かもしれませんが、横井先生は音楽レクリエーション講師として、様々な施設で様々な方を対象に、音楽レクリエーションを提供されています。
トレードマークは黄色い手袋ッ!
詳しい活動内容については、先生の公式WEBサイトを御覧ください。
そして、いまたつの「介護の教科書」にもご出演していただいています。
高齢者施設等でレクの担当になってしまったが、どうしたら良いかわからないという方に向けて、実践的なアドバイスから心構えまで、即活用できる内容となっています。
コチラも要チェックですッ!
介護現場で音楽レクを充実させるコツは?まずは気軽に過ごしてもらうことから。そのためには「はじめの声かけ」が大切!
また、横井先生はYoutubeにて、音楽レク動画も配信されています。
『大安吉日見るだけで音楽レクリエーション♪』シリーズは、季節に合わせた様々な楽曲に合わせた音楽レク動画が、無料で楽しむことができちゃうんです。
そして一番のポイントはその名の通り、体を動かすことが難しい方は身体を動かしている「つもり」になって、頭や心のなかで楽しむだけでも良い、つまり「見るだけで良い」というところ。
介護の教科書でもお話しいただきましたが、「レクは参加者がどうするか自分で決められる、自由なものである」ということを、まさに体現しています。
さらに、多くの動画で良くなる子をご活用いただいていますので、活用例としてもぜひ御覧くださいッ!
表彰式の様子をレポート!
それでは、お待たせしました。
最後に表彰式の様子を、いまたつがレポートしていきますッ!
会場は、東京都千代田区にある学士会館で行われました。
昭和3年に開業したこの建物はみごと戦火をくぐり抜け、今も斬新かつモダンで重厚な雰囲気を継承しています。
建築物としてはもちろん、歴史的にも重要な場所であり、表彰式としてはこれ以上無いくらいにふさわしい場所でした。
開始まで、控室で待機している時にパチリ。まだちょっと皆さん緊張されていますね(笑)
さて、授賞式会場に移動すると、とても広い会場でビックリっ!
そしていまたつは初めて、日本音楽療法学会の理事である、湯川れい子先生を拝見ッ!
受賞の知らせは届いていましたが、実際にどの賞かは当日発表されるため、参加されているみなさんからも緊張感が伝わってきます。
そしてついに、横井先生と文好師匠が登壇ッ!
あの大きな会場に文好師匠の歌声が響き、ステキな滋賀の風景とともに横井先生の体操が映し出され、そこに良くなる子があるッ!
いまたつも感動でウルッとしてしまいました。
横井先生のスピーチもステキです。
結果は入賞となり、表彰式もお開きに。
終了後に湯川先生と、審査員として参加されたごぼう先生こと、簗瀬寛先生と記念撮影ッ!
いつも画面越しに見ている先生方にちょっと緊張しました(笑)
お二方とも写真撮影させていただき、ありがとうございましたッ!!
そして、最後はやっぱり横井先生と。
さらにさらに朗報ッ!
なんと横井先生が、ついにいまたつVoicyに登場です。
2022を締めくくる年末SPのゲストとして、今回の作品作りの裏話など、根掘り葉掘り伺いました。
ぜひ、コチラもお楽しみくださいッ!!
セラピストはGO・I・S! 2022 年忘れゲスト放談:音楽レク講師 横井理砂先生
改めまして、この度は受賞、本当におめでとうございます!
そして、良くなる子を一緒に連れて行ってくださり、ありがとうございました。
今後とも末永く、良くなる子をご愛好くださいッ!
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