どーも、こんにちは、いまたつです。
いまたつ&海月が講師を務める
「みんなの介護 1分でわかるやさしい介護の教科書」
いまたつが担当をした最新記事
「第12回目 人の絆が深まる!?音楽療法はコミュニケーションの場!!認知症緩和やリハビリ効果よりも、まず楽しむこと! ~前編~」
「第14回目 音楽療法が人を笑顔に!演奏するとコミュニケーションが発生 感情だけでなく生活の質が向上へ? ~後編~」
が公開されましたッ!!
そこで今回は、インタビューを行った根岸恵さんとの裏話についてお伝えしたいと思います。
さらにッ!!後半では、新プロジェクトについてもご紹介。
詳細は↓「続きを読む」↓からッ!!
『みんなの介護ニュース 1分でわかる、やさしい介護の教科書』
という事で、まずは本編をお楽しみくださいッ♪
前編はコチラから
後編はコチラから
根岸恵さん、インタビュー裏話ッ!!
さーて、インタビュー当日に話を戻しますと。。
毎度恒例の【人見知りキャラ いまたつ】は発動するのか…??
こぼれちゃうくらいのトーク量に?!
残念ながら?!今回【人見知りキャラ】は発動しません(笑)
その理由はッ!?!?
本編を読んで頂ければわかりますが、今回の後半部分と関係するのでココでは省略…
そんな訳で、今回2時間程度お話をさせていただいたんですが、トークが弾みに弾んで(笑)
前編・後編とかなり厳選して編集したのですが、完全にこぼれている部分もあるので、
まずはそちらについてご紹介♪
介護の教科書-付録- その1 音楽療法士だけが根岸さんの顔じゃないッ!!
さてさて、今回高齢者施設にて活躍している音楽療法士さんとして登場していただいた根岸さん。
実はその顔は根岸さんの一部でしかありません。
根岸さんのWEBサイトによると…
2017年、2018年度 国分寺市地域生きがい交流事業(対象:60歳〜)講師
2013年〜現在 ねぎしめぐみピアノ教室主宰(立川市)
2013年〜現在 白梅学園大学及び短期大学非常勤講師
2013年〜現在 埼玉療育園 音楽療法アシスタント(対象:障がい児)
2016年〜現在 ソニー学園 湘北短期大学非常勤講師
と、幅広くご活躍されているんですよッ!!
今回のインタビューやその後の校正も、お忙しい時間の合間を縫って対応して頂き、本当に感謝ですm(__)m
元々障がい児も含め『誰にでも教えられる』ピアノの先生になりたかった根岸さん。
今ではそのピアノ教室は満員札止なんだとかッ!!
そしてココでは、WEB上にはあまり詳細な情報が無かった「国分寺市地域生きがい交流事業」について、内容を簡単にご紹介します♪
介護の教科書-付録- その2 国分寺市地域生きがい交流事業『懐かしの歌と音楽体操』
※詳しい場所や時間については国分寺市の公式サイトよりお問い合わせください。
・国分寺市内在住で60歳以上の方が対象
・参加費は1講座1回200円(材料費・用具費などは別途実費負担)
・1回2時間程度のプログラム
・90代の参加者様もいらっしゃり、多くの方が一人で参加されています
・車椅子での参加も可能で、その日の参加者様に合わせてプログラム構成を変えています
・プログラム内容は「歌」と「体操」を交互に行います
・「歌」は民謡から平成の歌(朝ドラの主題歌など)までいろいろな曲を歌います
・「体操」はラジオ体操をはじめ、スクワット等の運動を行います
・さらに、ソーラン節などの民謡を歌いながら身体を動かしたり、きよしのズンドコ節に合わせて体操を行います
・プログラムの最後にはいろいろな楽器の合奏を行います
・参加者様のリクエストも受け付けながら進めていくので、全員で作り上げる活動となっています
こういった情報が手軽に入手できない現状には「?」な部分もありますが…
それはまた別の機会にお話するとして、今回インタビューした情報が誰かのお役に立てれば幸いという事で!
ちなみに参加者様のアンケートには
「生きがいを見つけられた」
「毎週会う仲間・友達ができてヨカッタ」
などのうれしい回答が沢山見られたそうですよ♪
まさしく現代の高齢者問題を解決する「音楽の力」ですッ!!
介護の教科書-付録- その3 根岸さんが語る音楽療法の『未来』
続いては、今後の「音楽療法」が目指す姿とは?という事で、音楽療法の『未来』について、根岸さんにお話を伺いました。
根岸さん:高齢者介護施設において、「音楽レク」や「音楽ボランティア」などで演奏を聴いてもらうという形の『音楽』は結構機会があると思います。
でも、「音楽療法」としてはまだまだ多くないのが現状ではないでしょうか。
さらに音楽の多様性と共に音楽療法も将来的に変わっていくと思います。
それは参加されている方々は、私達からしたら同じ高齢者例というくくりでも、実際には20歳程度の年齢幅がある。
これを10歳と30歳で考えれば大きな差なのは明らかですし、流行りの曲も全然違いますよね。
今の世代の方に合わせると歌謡曲・民謡・演歌・童謡がメインですが、そのうちフォークやグループサウンズ等どんどんと増えていく。
こういう背景も含めなかなか難しくなっていくのではと感じます。
さらに話はちょっと飛びますが、私達世代が高齢者になった時にはどうなるのかは気になりますね。
流行りの歌は非常に多岐にわたりますし、みんなで歌えないようなラップとかどうなるのかななんて(笑)
音楽療法の形も音楽の文化と一緒に変わっていくので、常に模索し続ける様にしていきたいです。
実は音楽療法で用いる歌について、いまたつはずっと気になっていたんですよ。
「みんなが知っている最大公約数的な歌。」
「高齢者の好む歌がこういったものだと決めつけているところが気に入らない。ジャズが好きな人だって、シャンソンが好きな人だっているだろうに。」
これは僕の好きな永井するみさんの小説【カカオ80%の夏】に出てくる一説です。
なんとなくそう感じていた事を、目の前に他者の文章として突きつけられた事はとても衝撃的でしたが(笑)
もちろん音楽療法で用いられる曲は、回想法などを引き起こす為に音楽療法士さんが意味を持って選定したものや、
事前情報やその場でのリクエストを伺いながら選曲しています。
ところで僕は音楽が大好きです。
しかも演歌・歌謡曲・グランジ・ガレージ・ジャズ・EDM・エレクトロハウスなどなどと、ジャンルも統一性がありません。
そして苦手な音楽があるもの事実です(割と世代を代表する大衆的な曲の中にも)。
こんな僕でも、おじいちゃんになった時に音楽療法を楽しめるんだろうか。。。
そんな不安をこの仕事を始めた時に感じました。
僕に出来る事をやらねばッ!!!
根岸さんが仰っていた様に、音楽の多様性と共に音楽療法も将来的に変わっていく。
だから自分自身の不安を解消するためにも、ソニフルは今後も音楽療法士さんと共に活動を続けていくんですッ!!
僕らが歩む未来は僕らが作る未来
老いていくのも悪くないっていう見本になりたい
新プロジェクト 「良くなる子を用いた研究」の開始ッ!!
話は戻り、今回のインタビューで【人見知りキャラ】が発動しなかった理由。
そう、本編をお読みの方ならもうネタバレしていると思いますが…
実は根岸さんとは新プロジェクト「良くなる子を用いた研究」を水面下で進めていたからなんですねー♪
さらにはその前に「良くなる子」のモニターにも参加してもらっていたりと、
ソニフルを支えて頂いてるメンバーでもあるんですッ!!
詳細な研究内容についてはまだまだこれからというところなのですが、
ザックリ「一般的な鳴子」と「良くなる子」を高齢者施設で使用していただいて結果を比較してみよう!!
という内容となっておりますッ!
詳細や進捗についてはこのブログ、もしくはVoicy↓にてご報告していきますので、乞うご期待ッ!!!
次回の介護の教科書は???
さてさて、次回の介護の教科書は、毎度ながらまだ未定な部分があるのですが…
今回は現場の核心に迫ったので…
そうッ!!
ついに研究現場の『音楽療法』についてズバッと迫っていけるように調整中ッ!!
こちらも詳細は、しばし待てッ!!
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