MENU
  • TOP
  • Sonifullとは?
  • Sonifullの想い
  • メディア
  • 商品紹介(良くなる子)
    • キャリーケース
    • お客様の声
    • 良くなる子活用例
  • みんなの介護
  • Voicy
  • Blog
  • お問い合せ
音楽療法の楽器の販売と開発をする会社
Sonifull(ソニフル)
  • TOP
  • Sonifullとは?
  • Sonifullの想い
  • メディア
  • 商品紹介(良くなる子)
    • キャリーケース
    • お客様の声
    • 良くなる子活用例
  • みんなの介護
  • Voicy
  • Blog
  • お問い合せ
Sonifull(ソニフル)
  • TOP
  • Sonifullとは?
  • Sonifullの想い
  • メディア
  • 商品紹介(良くなる子)
    • キャリーケース
    • お客様の声
    • 良くなる子活用例
  • みんなの介護
  • Voicy
  • Blog
  • お問い合せ
  1. ホーム
  2. ソニフルのBlog
  3. 音楽療法ライター海月ひなたの『音楽療法 ってなーに?』
  4. 音楽療法 の前に音楽についてちょっとだけ真面目に考えてみた【その2】

音楽療法 の前に音楽についてちょっとだけ真面目に考えてみた【その2】

2017 7/07
音楽療法ライター海月ひなたの『音楽療法 ってなーに?』
2017年3月12日2017年7月7日

前回は「周りにある音楽といえば?」と考えた時にパッと浮かんでくるようなことから、音楽が私たちに与えているプラス面の影響について考えてみました。今回は「私たちの生い立ちにも、音楽は密接に関わっていたなぁ」というような視点から「歴史を振り返ってみると、 音楽療法 がない頃から音楽を頼っていたのではないか?」まで、ワタシが今ある知識であーだこーだ考えてみたいと思います。

音楽療法の前に音楽についてちょっとだけ真面目に考えてみた【その1】
目次

そういえば、音楽は成長する過程で意図的に取り入れられていた…

私たちがお母さんのお腹から生まれてから高校を卒業するくらいまでは、人間としてどんどん成長していき、生きて行くのに必要な体の機能を作り上げていきますよね。日常生活を送るための練習や考える力を身につけるための学習、そして健康なココロをつくり上げるための生活習慣や教育。

この過程で、音楽はかなり早い段階から意図的に「取り入れられている」ように思いませんか?そうです、子守唄や幼稚園での合唱、音楽の授業。音楽がなくても生きていけますよね?それなのに、なぜ私たちは音楽を取り入れた生活の中で過ごしたのでしょうか?

人間が最初に出会う音楽は子守歌?!

人間 が一番最初に出会うBGMではない音楽、つまり意図的に聴かされる音楽は子守唄なのではないか…という仮説をいまワタシは立てました(笑)。最近は音楽を聴く環境も整っているので「きちんとした音楽を聴かせているよ!」なんて方も多いかもしれません。まだ耳が出来上がってない頃に英語を使う環境に身を置くと、英語が話せるように、幼少期に聴かせる音楽というのは重要だということをワタシたちはなんとなく認識しています。

そんな大事な時期に、なぜ母親は子守唄を歌って聴かせるのでしょうか?母親が単純に歌うのが好きだからなのでしょうか(笑)?ひょっとしたら、子守唄によって赤ちゃんに「母親と認識させるため」ではないか?とも考えられます。また、子守唄を聴かせるタイミングが、寝かしつける直前であるということから、睡眠と子守唄は何か深い関係がありそうです。

動物が眠るときは、「安心感」がなければ眠ることはできないですよね?それと同じように、赤ちゃんも「安心感」がなければ眠ることは出来ないでしょう。何か不安があれば、その気持ちを伝えるために泣き続けてしまいます。このことからも、音楽には「安心感」を与えることができると考えられます。。

子守唄が安心感をもたらし、睡眠へ導くことができることを、お母さんは本能的に知っているのかもしれませんね。

何故「音楽の授業」があったのだろうか?

学校での息抜きの授業といえば、ワタシの中では体育と音楽が思い浮かびます。みなさんは、どうして学校で音楽の授業があったのか、考えたことありますか?もちろん、多くを学ぶことは人間を成長させる上で重要であると思います。しかし、音楽は授業で取り入れるほど必要な授業だったのでしょうか?

ワタシにとって音楽の授業は楽しみでしかなかったのですが、他の生徒も全員ワタシと同じように音楽が好きとは限らないですよね?そんな中で音楽が「授業」として存在するということは、学ぶ必要性があるということだと思います。

音楽の授業は、幼稚園や保育園でも最低限「うたの時間」という形で取り入れられてますよね。

「みんなで歌う」ということは「周りの人と行動を合わせる」「音程を合わせる」「歌詞を合わせる」など、必然的に「合わせる」ことが大切になってきます。そのれは協調性を育てることに繋がってくるように思います。

協調性がなければ、社会で生きづらくなり孤立してしまってココロの健康が保てなくなる可能性が出てきます。こう考えると、音楽は社会で生きて行くために必要な要素なので、授業に取り入れられているのも納得です。

人間としての尊厳を保ちたいときに音楽は取り入れられていた?

音楽は本当に大きなパワーを持っているなぁと感じるもののひとつとして、私は「国歌」が思い浮かびます。国を代表するものに音楽が入っているというのは、すごいことですよね。このことからも、音楽が人に与える影響はとても大きいと言えます。そんな中ワタシは、あれは音楽療法に近いことを行っていたのではないか?という出来事を思いつきました。

それは世界規模の戦争が起こった時へとさかのぼります。

戦時中にあった慰問訪問での音楽の意味を考える。

戦争映画を見ていると「慰問訪問」でこれから戦地へ向かう兵士へ歌を送るシーンを目にします。その際に、故郷を思い涙する、ひとときの癒しであった、というような描かれ方をしていることが多いと思います。ワタシはこれを、音楽療法的な力ではないか?と考えます。

このような描かれ方から、慰問訪問での音楽は「明日死ぬかもしれない」という不安を和らげるほどの大きな力だったといえるでしょう。つまり「音楽には確実に人のココロを癒す力がある」という証明にもなるのではないでしょうか。「死ぬかもしれない」「確実に死ぬ」という状況の中で、音楽は人としての「尊厳を保つ」という重要な働きをしていたのかもしれません。これは立派な音楽療法であると言えるでしょう。

そういえば、織田信長が本能寺の変で亡くなるシーンが映画やテレビで出てくる時、「歌いながら舞った」というような描写をされることがあります。それが本当か嘘かはさておき、このシーンが意味するものを考えた時に「心の平静を装う」という想像をすることができます。「立ち向かう」という考え方もあるかもしれません。

このような緊迫した状況の中でも音楽が出てくるということは、「音楽が人間に与える力はとても大きい」と言えるのではないでしょうか。

奴隷だった黒人から生まれた音楽がたくさんある

緊迫した状況の中でも音楽が出てくると考えたときに、黒人が音楽が大好きなのは「奴隷制度があったからではないか」という考えが出てきました。黒人はジャズやブルース、ソウルミュージックなどのルーツミュージックを生み出した人たちです。よく、ブラックミュージックとも呼ばれます。あの独特のグルーヴ感は、他の人種には出せない特別なものです。

ワタシは、黒人がこれほど音楽を愛したのは黒人の奴隷制度にも関係があるのではないかと考えました。奴隷の心理的状態が過酷なものであったからこそ、どの人種よりもココロの安定を求めるために、音楽が生活の中でどんどん身近になっていったのではないでしょうか。

辛いからこそ思いを歌にする、辛いからこそ音楽で楽しむ。そんな中で出来上がった音楽が、いろんな人の手によって進化をとげ、現在の流行音楽につながり、ココロを癒してくれたり豊かにしてくれています。歴史が黒人に与えた影響から生み出された音楽のパワーは、ものすごいエネルギーだと思いませんか?

音楽が私たちにもたらすものは、想像よりもはるかに大きいことなのかもしれません。

 日本も戦後は音楽が溢れていた

日本で音楽というと、戦後に発展していったというイメージがあります。もちろん、日本の伝統的な長唄や詩吟などは別として、「地域や家柄にとらわれず誰もが音楽を楽しんでいる」1番古い時代を簡単にイメージできるのは戦後なのかなぁと感じています。それはメディアの発達や、録音機の発達も一因ではあると思いますが、戦争によるココロのケアとして、多くの人が無意識に音楽を楽しみ、癒されていたのではないでしょうか。

美空ひばりさんの歌声が多くの人を魅了したのは、素晴らしい美声はもちろんのこと、戦時中に失われた心の平穏を取り戻すための音楽療法的な力をひばりさんが持っていた、と考えても間違いではないような気がします。

音楽はパワフル!ということは 音楽療法 のチカラもすごいはず!

このように、ワタシが持っている知識だけで音楽について考えただけでも、音楽はパワフルだなぁと実感します。これだけ力のある音楽です。よって、その音楽を利用した「音楽療法」が今後どんどん発展んしていくことは間違いないでしょう。介護や福祉、そして病院の現場などで、今まで以上に大きな力を発揮してくれるようになりそうです。

そのためにも「音楽が具体的に人間にどのような影響を与えるのか?」科学的な視点から考えることがとても重要だと思います。しかしながら、現時点で音楽の効果は科学的に証明されていない部分が多いために、音楽の持っている本当の力を世間が受け入れられない状況にいるのではないか?とも感じます。

科学的な根拠がないからこそ、音楽や音楽療法の「何故?」を探し、「そういえば!」と知識や経験と結びつけて、考えて仮説を立てるということも大切なのかなぁと感じています。

このシリーズは、ワタシが現時点で持っている知識だけで今後も書いていこうと思います。のちのち、ワタシの何故?をきちんと調べてみる、ということもやっていこうかなぁなんて考えています。

ひよっこですが、よろしくで〜す!(笑)

音楽療法ライター海月ひなたの『音楽療法 ってなーに?』
音楽療法と音楽
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 音楽療法の前に音楽についてちょっとだけ真面目に考えてみた【その1】
  • 関口祐加監督の認知症のトークイベントへ行ってきました!

この記事を書いた人

いまたつのアバター いまたつ

本名は今井竜彦。ソニフルの代表である。車と音楽をこよなく愛すナイスガイ。身もバンドマンでありドラムを担当している。音楽という分野を、芸術のみならず、もっと幅広い世界へ導くべく、日々奮闘しているらしい。Voicyでは生声を聞くことができる。

Follow @imai_sonifull

関連記事

  • 音楽療法士の佐藤由美子さんの講演会へ行ってきました。
    2025年1月15日
  • 音楽療法が国家資格化
    音楽療法は国家資格となるのか?目指すのは福祉の分野での国家資格。
    2018年6月18日
  • 音楽療法(MT)と作業療法(OT)
    作業療法(OT)の現場における音楽の活用方法?音楽療法(MT)との関係とは
    2018年6月10日
  • 作業効率を悪くすると言われているマルチタスクも高齢の方なら介護予防?!
    2018年5月30日
  • 前頭葉の脳の萎縮による感情の変化
    咀嚼・嚥下・呼吸機能の維持なら歌しかない!歌うことで期待できる6つの効果
    2018年5月26日
  • 多様性社会イメージイラスト
    高齢の方特有のストレスとは?そのストレスは音楽で解消できる。
    2018年5月23日
  • 頭痛イメージ
    介護予防のために高齢の方に音楽療法?!そんなことよりも大切なことを考えてみた
    2018年5月20日
  • 高齢者における音楽療法
    高齢者における音楽療法は、高齢者の心理を知ることからはじめよう
    2018年4月27日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

CAPTCHA


音楽療法向け専用楽器「良くなる子」
良くなる子は音楽療法や高齢者レクで活躍する、鳴子をモチーフにした誰でも簡単に使える楽器

「良くなる子」とは、高齢の方やハンデをお持ちの方でも演奏しやすい、鳴子をモチーフにした音楽療法向け専用楽器です。 ●良くなる子の情報はこちら→

新着記事
  • 学術大会出店アイキャッチ画像
    ソニフル出店のお知らせ:第25回 日本音楽療法学会学術大会
    2025年9月3日
  • 再販通知イラスト
    再販通知登録 受付開始のご案内ッ!
    2025年9月2日
  • ソニフル出店のお知らせ:日本音楽療法学会 第23回近畿学術大会
    2025年2月27日
  • 医療・福祉領域の求人情報一括検索サイト『mikaru』さんのお役立ち情報で、ソニフルが紹介されましたッ!
    2025年2月20日
  • 早割先行予約受付のご案内ッ!【受付終了】
    2025年2月19日
人気記事
  • 音楽療法が国家資格化
    音楽療法は国家資格となるのか?目指すのは福祉の分野での国家資格。
  • 前頭葉の脳の萎縮による感情の変化
    咀嚼・嚥下・呼吸機能の維持なら歌しかない!歌うことで期待できる6つの効果
  • なるほど!ザ・音楽ワールド タイトル画像
    音楽雑学クイズ【なるほど!ザ・音楽ワールド 全一覧】
  • 能動的音楽療法と受動的音楽療法
    能動的音楽療法と受動的音楽療法、同じ音楽療法でもどう違うのか調べてみた
  • 音楽療法(MT)と作業療法(OT)
    作業療法(OT)の現場における音楽の活用方法?音楽療法(MT)との関係とは
カテゴリー
  • ソニフルのBlog (133)
    • 介護士が説く現場のコツ『吉田傍流の介護以下略』 (7)
    • 代表いまたつ『音楽の力で介護を変えルっ!!』 (80)
      • Voicy (52)
      • いまたつ近況 (2)
      • イベント情報 (8)
      • 介護情報 (4)
      • 活動報告 (8)
    • 良くなる子情報 (8)
    • 音楽療法ライター海月ひなたの『音楽療法 ってなーに?』 (39)
アーカイブ
最近のコメント
  • 音楽療法は国家資格となるのか?目指すのは福祉の分野での国家資格。 に すずきゆかこ より

リンク集

  • サイトマップ
  • 関連リンク集
ソニフルは音楽と深ーい関係のある会社です。
音楽の持つチカラは世代を問わず無限大だ
Voicyっていう音声コンテンツご存知ですか?
検索
アーカイブ
  • TOP
  • Sonifullとは?
  • Sonifullの想い
  • 商品紹介(良くなる子)
  • メディア
  • みんなの介護
  • Voicy
  • blog
  • お問い合わせ
  • リンク一覧
  • Sitemap
  • プライバシーポリシー
カテゴリー
  • ソニフルのBlog (133)
    • 介護士が説く現場のコツ『吉田傍流の介護以下略』 (7)
    • 代表いまたつ『音楽の力で介護を変えルっ!!』 (80)
      • Voicy (52)
      • いまたつ近況 (2)
      • イベント情報 (8)
      • 介護情報 (4)
      • 活動報告 (8)
    • 良くなる子情報 (8)
    • 音楽療法ライター海月ひなたの『音楽療法 ってなーに?』 (39)

© Sonifull(ソニフル).

目次