第5話「エルダーレディにモテる10のコツ5/10」

みなさんこんにちは、暑いですね、ヤバイ(現代の若者風)です。

 

何がヤバイかというと前回の記事の冒頭が「雪」の話題なんですよ。

 

 

雪!?

今夏だぞ吉田ァ!!

 

というわけで大変ご無沙汰しております、お待たせしました。

特に何の前触れも無く半年弱も更新停止していて申し訳ありません。

帰ってきた吉田傍流です。

 

この半年色々ありましたね。

ワールドカップとか横綱全休場とか。

 

私も職場が変わったりと色々ありましたが元気です。吉田傍流です。

エルダーレデイにモテる10のコツ

人物

この記事は「エルダーレディにモテる10のコツ4/10」からの続き物となっております。

未読の方は是非こちらを先に読んでね!

第4話「エルダーレディにモテる10のコツ4/10」

なお初回の記事はこちら→「エルダーレディにモテる10のコツ1/10」

 

テーマの説明をします。

エルダーレディにモテる10のコツということで5個目になります。

ここで半分きましたね、当初の予定では春先にはこのテーマは終わっていたハズじゃ・・・。

吉田が更新停止なんてしてるから・・・

 

いやこの話題で引っ張るのはもうやめよう(教訓)。

ウルトラマンもそう言ってます。

 

今回は「会話」を一回根っこまで遡って「会話のスタート地点」のお話ですよ。

10のコツその5「会話のスタート地点、聞くの?話すの?」

手書き

これまでの記事の中でも散々コミュニケーションうんぬん言って来ましたが

そもそも会話とはどうするものなのか?

会話なんて意識してした事ないですよね?

 

否ー!

 

人間人生で何回かは意識して会話した事があるハズです。

初対面の人と話す時とか

バイトの面接とか

好きなあの子と話す時とか。

でも会話って「話す」んでしたっけ?「聞く」?もしくは両方ですかね。

実は会話の半分は放っておいても成り立つ

話好きって、人口のどれくらいを占めてるんでしょうね?

なんていうと表現が抽象的なので心理学的視点で統計を取らないとわからなそうですが置いといて

少なくとも、この「話好き」っていう人種はそもそも放っておいても会話が進みます。

 

実はね、

僕も話好きなんですよ(笑)

放っておいても話します(笑)

 

それはさておき、

吉田の経験上、会話で意思疎通が可能な高齢者の大体半数くらいは話好きだと思ってます。

 

厳密には多分「すごく話好き!」とか「話すの割と好き」とか「ちょっと好き」とかがいるんでしょうが

普段会話する機会が減っているという方も少なくないので

人間の持っている「話したい欲求」が一般的な若者より高まっている事により

繰り上がって「話好き」が多くなっているというのが吉田の考え。

 

よく「年寄りは話が長い」と言いますが、話す機会が少ないんですよ。ツイッターとかしてないでしょ?

 

と、いうわけでまずは「待ち」です。

待っていて話出してくれれば、自発的に会話をする意思があるということなので

後は相槌を打つだけ!

ね、簡単でしょう?

 

「へー」とか「そうなんですかー」

で、よいです。

 

もうちょっと上等にしたいなら

「なるほどー」

に、しましょう。

 

アレンジを加えるなら、「なるほどー」の後に「○○って○○なんですねー」のような

自分の介錯や感想を付け加えるのも悪くないでしょう。、会話のテンポを阻害しない程度に。

 

 

じゃあ自発的に喋ってくれなかったら?

 

 

次の段落にすすみましょう。

会話のスイッチを入れる

手書き

お客様とは毎日なり、週に決まった曜日なりに遭うわけじゃないですか。

なもんで「○○さん、おはようございます(こんにちはorこんばんは)吉田です、今日も宜しくお願いします。」と

話が好きな人だと、大体ここで相手方から話題が飛んできます。

 

実はコミュニケーション取りたいんだけど、話が終わってしまう場合は?

ここで一言付け加えるだけでも会話の可能性は広がります。

今日も暑いですね、今日も良い天気ですね、調子はどうですか、などなど。

毎日使える話題ですね。

 

毎日使える話題ですけれども、

昨日も暑かったですね、毎日暑いですね、もう夏ですね、○○市は昨日○○℃まで行ったそうですよ、とか。

ジャブを重ねていくと意外と会話っぽくなっていきます。

 

別に毎日同じ話題でも良いんですよ。

むしろ繰り返し使える話題があった方が長く付き合う事を考えると良いかもしれません。

これらの「世間話の振り」の中で「お客様の会話のスイッチ」が入ってくれればOK。

話題の何かが琴線に触れて、自発的に話し出してくれれば

後は話好きな人と話をするのと同じ、相槌を打つだけで話が進む段階に入ってくれれば御の字。

 

上記のような天候・気候、ニュース・スポーツ等の時事ネタ、季節や行事の話題、

送迎や外出のあるサービスなら景色、食事を提供するならメニュー、同じくレクがあるなら内容etc

汎用的に使えるネタも意外とあります。

 

 

後はね、聞いちゃうんです。本人に。

好きな食べ物なんですか?

スポーツとか見ます?

犬と猫どっちが好きですか?

質問は答えが返ってくるので、その時点で多少会話になります。

 

ここで相手にもよりますが返答の幅が少ないほうが答えやすい場合もあります。

好きな食べ物なんですか?→お寿司はお好き?

スポーツとか見ます?→野球好きですか?

 

返答の内容によっては続いたりします。

好きな食べ物なんですか?→お寿司はお好き?→好きなネタは?

スポーツとか見ます?→野球好きですか?→好きな球団は?

犬と猫どっちが好きですか?→動物飼っていた事あります?

先に述べたように自発的に話し出してくれる話題が何かみつかれば

後は相槌モードにシフトできるのでラクチンです。

 

お客様の興味ありそうな話題がわからない?

そんなときは!

きっと介護職員の皆さんのお手元には、個人情報レベルのお客様の情報があるハズです。みてみよう。

他の職員と「コミュニケーションの情報を共有しておく」のもよいかもしれませんね。

※人によってはタブーの話題(例えば家族の事など)がある場合もあります。そこはご注意を。

自分主体の話をする場合

従業員と客という人間関係で会話を考えてみるとして

皆さんタクシーや代行の運ちゃん(運転手)と話すのお好き?ぼかぁ好きですよ。

 

田舎で勤め人やっていると代行ってのは割りと使う機会があるもんで、

まぁそうするとね、この「運ちゃんは会話上手いなー」って感じさせる人ってのは

「今日は会社の飲み会ですか?」みたいなとこから入ってくるわけですね。

 

運ちゃんはホスト、乗客はゲストですから

乗客が楽しい話題なら運ちゃんは知らない話題でもよいわけですよ。

運ちゃんが突然身の上話とかはじめちゃうと乗客からすると「ふーん」で終わりじゃないですか。

そういう運ちゃんはあまりいないでしょうがね、ただし皆無とも言い切れない。

 

じゃあそもそも「私タクシーの運転手と話とかする気ないんだけど(スマホスリスリ)」

みたいな人も世の中には多々いらっしゃいますよね。

したらば介護施設のお客さんでも、そういう人はいるわけだから話振らなくてもいいかっていうと、

社会参加してのためにコミュニケーションに参加してもらうっていうのも介護施設の主旨には含まれてるわけなんで

その辺はケアプランと相談してね。まあここはひとつ穏便に、会話する前提ってことで。

 

話を元に戻しまして。

ここまでの話の流れからして、

介護職員は自分の身の上話をしてはいけないのか?というと、そういうことでもなく、

タクシーの運転手(とかレストランの店員とか)と介護施設の職員の明確な違いは

「不特定多数の客」ではなく会員的「特定多数の客」を相手にしているという事です。

 

全体の話題の中では比率は抑えておいたほうがいいと思いますが

どうやら『介護施設の職員はある程度自分主体の話題を展開してもよいらしい』です。

 

以前勤めていた職場で中高年くらいの女性職員達が

お客さん達に我が子の成長の進捗状況を報告しているのを見ていた経験があるのですよ。

 

最初は正直ね、「アンタの子育ての話をしてどうすんだ・・・」と思っていたいた吉田だったのですが、

客の大多数を占めるばあさんのうちの大多数は子育てをしたかあさんなので

子育ての話題は意外と共感を生んでいてアリだったようです。

 

前回「エルダーレディにモテる10のコツ4/10」

介護職員はお客さんの中でも身近な存在のひとつとなりえるので

介護施設において、対象となるお客様によっては従業員も家族のようなもの(だったり違ったり)。

お客さんとの人間関係の距離感によって、従業員の話題はお客さんの話題でもあるのです。

 

後は、お客さんの方が職員に興味を持って質問をしてくれる場合もあります。

当然聞かれた事に答えればよいですし、この場合は自分の裁量で発展させてもよいと思います。

先の段落で言った「話好き」の亜種に「質問好き」というのがありまして

こういった方は質問に返すと次の質問が来るのでそれを繰り返せばコミュニケーションとして成り立ちます。

 

他にはジョークや単純に話としておもしろい話題、というものもあります。

恐らくこれで人を楽しませる事ができる人がいわゆる「話の上手い人」という事になるでしょう。

きみまろとかね!

あとがき

人物

そんなわけで前回から半年弱経過してしまいました。お待ち頂いていた方がいらしたら本当にお待たせしました。

 

冒頭でやんわり触れましたが職場が変わりました。「介護付き有料老人ホーム」というやつです。

 

実はね、ブログを始めてからほどなくして職場を変えたんですよ私。

自己紹介での吉田の経験施設は「デイサービス」と「特別養護老人ホーム」となっていたと思うのですが、

現在は有料老人ホーム在籍です。

そのうち触れようと思っていた折、なんと半年で同法人内別施設に異動になりまして。

やったね傍流ちゃん経験施設数がふえるよ!

 

気がついたら

「デイ」→「デイ」→「特養」→「有料」→「有料」と、5施設経験者になってしまいました(異動・転職合わせ)。

完全に流れ者の流れだこれ。

 

ツーペアですね。

「通所」「通所」「終身入居」「終身入居」「終身入居」ならフルハウス。

 

さて今回で5回目になり「モテる」も折り返し地点にやっとこ来たところで

次回はですね、趣向を変えて別テーマを一回挟んでみようかと。

何について取り扱おうかっていうと、「巡視」についてなんですけども。

今吉田にとって、とってもタイムリーな話題なんですよ「巡視」。

タイトルどうしよっかなぁー。

 

ご意見、ご感想等ございましたら下部のコメント欄より、

またはTwitterアカウントをお持ちの方はこちらからもどうぞ。

ここまで読んで下さった皆様に感謝!

次回、吉田傍流の介護以下略。6話「巡視について(仮)」に乞うご期待!

吉田傍流プロフィール写真

この記事を書いた人:吉田 傍流

ごく普通の介護職員「吉田傍流(よしだぼうりゅう)」が、介護とは何かについて一生懸命考えたり、介護のナウを紹介したり、介護のちょっとイイ方法をもやもやインスピレーションしたり、独自の理論を展開して楽しんだりするブログです。ラクして楽しく介護がしたい!!貴方の親愛なる隣人、吉田傍流の「介護のブログ」です。

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