みなさんこんにちは。
みなさんはカップ麺のまるちゃん(株)塩バターコーンってご存じですか?
僕が自分の食べたことのあるカップ麺の中では一番記憶が古いもので、
幼少のみぎり「コンバタ」と略して親しんでいました。
この間コンビニエンスストアーで久しぶりに見掛けて購入、
夜勤中にお湯を注いだのはよいものの、
その後のコール(お客さんの呼び出し)ラッシュで伸びきったソレを「こんな味だったっけ?」と
食べ終わったあとにバターキューブ袋を発見した吉田傍流です。ショック!
前回に引き続き、今回のテーマはコチラ!
本日のテーマのもくじ
エルダーレデイにモテる10のコツ
さて、前回を読んで頂いた方はご存知かも知れませんが、
この記事は「エルダーレディにモテる10のコツ1/10」からの続き物となっております。
未読の方は是非こちらを先に読んでね!
そんなわけで前回1/10でやんわり「何故このタイトルにしたし」という事に触れたので
ここでその説明をしておきましょう。
実はブログでこのようなの内容を書くにあたり最初に思いついたのは
「バ○ァにモテる10のコツ」というテーマだったのですが…
あまりにも乱暴すぎるでしょう?ゴロは超いいんですけどね!
のっけから同業者その他をあまり敵に回したくないので別の表現を考えました。
ゴロのよさをキープしつつ「シニア」か「マダム」にしようかと思ったんですが
「シニア」だと性別不定になるし、
「マダム」だと年齢のストライクゾーンが広がりすぎて意味合いが変わってしまうという。
性別不定じゃいけないのかって?
このテーマは元々「女性高齢者」対象で考えたテーマなので、
「男性高齢者」は含まれないのかっていうと、たぶん含まれたり含まれなかったりすると思います。
まあその辺の詳しい事情は無事にコツが10個取り扱えたらおいおい、という事で。
仕方が無いのでゴロは諦めて、高齢の女性という意味合いのエルダー・レデイにしました。
他にもオーバー・スィックスティファイブ・エイジス(介護保険の第一号被保険者は65歳から)とか
アラウンド・サンジュ(傘寿=77歳)とか考えたんですけど読みがながすぎりゅ。
しかも例によって性別特定できないという…
というわけでBBAをオブラートに包みつつ本編を開始しようと思いますよ。
10のコツその2「知らないことを逆手にとる。母性本能をくすぐれ!」
はてさて、前回の途中で「職員サイドが初めてのパターン」を温存していましたね(ネタ確保のために)。
アナザールート!
今週の傍流のお話は、「介護職員、初めて現場に来る。」(ナレーション・森本△オ)
今回は、すでに施設に慣れているお客様に対して後から来た職員、
というシチュエーションにオススメのテクニックとなっております。
新人だからこそ使える武器。
その方にお会いして初めて介助をする時に、
その方に対するベターな介助がまだわからなければ思いきって本人に聞いてしまうのもひとつの手。
■手引き歩行をする時にどう支えたら歩きやすいのか
■車イスやらベッドやらに移る時に補助が必要ならば、どこを支えたらやりやすいのか
■食事介助をする時にどれくらい口に運んだら食べやすいのか
「初めて来たとき私が教えてあげたのよ。」という気持ちが信頼関係に繋がることもあるでしょう。
世話焼きおばあちゃんの母性本能を刺激して好度アップのチャンス!
「○○さんも、もう一人前ね」
このセリフが聞けるトコロまで来ていれば両者の関係はかなり良好になっているハズ。
属性魔法は有効だったり時に逆効果だったりする。
しかしながら、こうしてほしい(デマンド=欲求)と提供すべきサービス(ニーズ=課題)は
必ずしも一致しないことには注意が必要です。
本人様のADLや事前情報と相談して間違ったケアを提供しないように気を付けましょう。
また今回のようなアプローチをする場合に最も注意するべき点は、
新人に対応される事を好ましく思わないという人も少なからずいるという事実。
こういった方には逆効果となってしまう事も。
(どこの施設にもお一人様はいらっしゃる。あくまで経験上ですが。)
この場合は基礎の動作がきちんとできているという事を感じられる言動を心がけ、
場合によると(介助者のスキルに関わらず新人に対する不信感という理由だけで)
罵詈雑言が飛んでくる可能性はありますが、
わたわたしてると一層心象が悪くなるので指摘された点をきちんと受け止めつつ
低姿勢からスタートした方が無難です。
先輩と連携を取るのもとても有効。
言い換えれば先輩の立場の人は新人さんに対して、
新人さんが苦手とする方との間を取り持ってあげれば後輩からの好感度もアップ(趣旨チガウ)!
別の部署に飛ばされる時も安心だね!
文字だけではわからないパーソナリティを知るという事。
介護施設とは介護サービスを提供する場所。
故に我々介護職はプロとしてお客様(本人様・ご家族様)に接する必要があります。
あれ?今回の内容と矛盾してね?
そうですねー。
介護とは接客業の側面も持っていると考えている吉田ではありますが、
その中でもお客様との距離感に関しては独特な部類と思っております。
接客と言ってホテルやレストランをイメージすると、現在の介護施設の接客は「ん?」と思うところが多いですが、
キャバレーの接客だと思ったら?
んー、今回は掘り下げないでおきましょう(苦笑)。
とりあえず介護におけるお客様と職員の距離は独特で、だからこその手法と思ってください。
プロの歌手なんだから歌が上手いのはあたりまえ(by閣下)、
アイドルはファンと一緒に成長する、の違いみたいなもんだと思ってください。
麻痺といっても色々ありますし、認知症といっても色々あります。
百戦錬磨のベテラン職員でも、文字を読んだだけではわからないその人自身の情報があります。
先に「基礎の動作がきちんとできているという事を感じられる言動」と述べましたが
「持っている介護技術の中で、その方に対する最も適切な使い方」を本人様と接しながら学び、
その上で「その工程を信頼関係の構築に繋げてしまえ!」という事、なのですよ今回のテーマは。
あとがき
今回はいきなりラーメンの話からでしたね。何故…
いやほら、さかのぼってする話でもないでしょ?
旬の話ですよ。つまり今回しないと風化するっていう。
え?需要ない?
ですよねー。
まああれです。今回は「介護はご利用者様から学ぶ事も多い」という事です。
うん。良い事言った。
脱線しても最後はキレイに終わりたいよネ!これからも。
大人は嘘つきではないのです。
間違いをするだけなのです。
まぁ嘘なんですけども。
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ここまで読んで下さった皆様に感謝!
次回、吉田傍流の介護以下略。第3話「エルダーレディにモテる10のコツ3/10」に乞うご期待!